みなさんはマンションやブロードバンド、ポケットWi-Fi、ウォーターサーバーなど、電話でしつこく営業されたことありますか?
今はいらないというのに何日も粘り強く電話されて困った経験をされた方も少なくないのではないでしょうか?
こうした電話をうまく断れず、最後まで話を聞いてしまう、というかたもきっといるはず。
そこで本日はしつこい電話勧誘の断り方についてご紹介します。
2度と電話がこないような断り方

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
電話勧誘がしつこく困っている断りたいけれど断る勇気がない。
そんな方はこれからご紹介する方法をぜひ試してみてください。
電話勧誘を断りたい時、相手の質問に答えたり、喋り続けるの聞いてしまうというのが最も NG な行為。
知らない業者から電話がかかってきたらすぐに断る、いうことがとても大切なのです。
とはいえ、何と言って断れば良いのか。
勧誘電話を断る際に役立つ言葉をご紹介します。
相手が名乗らない場合
勧誘電話でしばしば見られるのが、名乗らず、いきなりセールストークを始めるというケース。
しかし、事業者が勧誘の電話をかける時は電話に出た相手に、「会社名」「氏名」「電話勧誘が目的であること」「販売する商品」の4点を必ず伝えなければなりません。
また、信用させるためにこれらについて嘘を言うことも禁止されています(特定商取引法16条)。
つまり、商品を勧めてきた場合は法律違反なのです。
かかってきた場合、必ず先手を取って会社名と担当者名を訪ねるようにしましょう。
もしも相手が後ろめたい勧誘電話をしていた場合、向こうからすぐに切ってくれるはずですよ。
きちんと断る「必要ありません」
断り方も重要です。
「大丈夫です」なんて言ったらポジティブな意味にとらわれてしまい、契約がトントン拍子で進むこともあるかもしれません。
「必要ありません」ときちんと伝えることが非常に重要。
営業が目的である勧誘の場合、商品やサービスを契約しないと言った相手に対し、さらに続けて勧誘をすることは特定商取引法17条で禁止されています。
そのため、断ったという意思を明確にすることが最も大切なポイント。
時間がない、また後でかけ直してくれ、話が分かる人間がいない、などと回答するのではなく、「必要ない」ときちんと答えるようにしましょう。
何度もかかってくるのは法律違反!「迷惑なので辞めてほしい」と伝えるのも大切
電話勧誘が繰り返し行われる場合は「迷惑なのでやめてほしい」ときちんと伝えましょう。
相手に迷惑だと感じさせる行為は法律で禁止されています。
これは特定商取引法施行規則23条1号に定められています。
辞めない会社は行政指導の対象になるので、きちんと明確に迷惑なのでやめてほしいということを伝えましょう。
例えば、早朝や深夜に電話勧誘したり、契約しそうな他の同居者に電話を替わるよう繰り返し催促をしたり、威圧的な態度で勧誘するなどの行為は迷惑行為に認定されます。
きちんと毅然とした態度で伝えるようにしましょう。
また、こうしたやり取りは録音をしておくのがおすすめです。
相手に対して記録する旨を伝えた上で録音を開始するようにしましょう。
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