今年は焼き芋ブーム?この秋は焼き芋を楽しんでみよう!

芋の種類はたくさんある!その中でやきいもにおすすめの芋は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

最近のさつまいもはべちゃべちゃしている!甘いのはいいけど、もう少し食感が良いものがいい! そんな風に思う方もいるのではないでしょうか? スーパーによっては品種ごとにやきいもが販売されていたりします。ここからはさつまいもの品種別に特徴を見ていきましょう。

ホクホク系

まずはホクホクした食感のサツマイモですが、高系14号、鳴門(なると)金時(徳島県)、宮崎紅(みやざきべに)(宮崎県)、紅さつま(鹿児島県)、土佐紅(高知県)、五郎島金時(石川県)、大栄愛娘(愛知県)、紅あずま、紅こがね(茨城県)、アマアカリ、玉乙女などが代表例。これらはいずれもホクホクとした食感が魅力です。

しっとり系なら紅はるか、紅天使(茨城県)、クイックスイート、シルクスイート、あいこまち、紅まさり、ひめあやかなどが代表例。

スーパーなどでよく販売されているサツマイモについて、より詳しく見ていきましょう。

宮崎紅は高系14号のひとつ。高系14号は鳴門金時や五郎島金時、紅さつまなども含まれているので、これらは兄弟のような関係です。いずれもホクホクした食感が魅力で、宮崎紅も2ヶ月ほどじっくりと熟成したものしか出荷されないので、ホクホクとしてはいるものの、しっかりとした甘さがあるのが特徴です。やきいも、ふかしいもにも向いている品種で、料理に使うのにオススメです。甘すぎないので、甘すぎるさつまいもが苦手、という方は宮崎紅を選ぶと良いでしょう。

紅はるかは九州121号と春こがねを降灰させて生まれた品種。2010年に誕生して以来、多くのやきいも店で採用されています。
甘太くん(大分県)、紅天使、ウチの葵はるかの品種は紅はるかです。
甘味がとても強いのが特徴で、ねっとりとした食感。掘り立ての紅はるかは非常に繊維質で甘さもまったくありません。適切な温度、湿度など整った環境で数ヶ月熟成することで糖化が進み、さつまいもの中でもトップクラスの甘さになります。

このほかシルクスイートも人気品種。名前の通り、絹のようになめらかな食感で、強い甘さが特徴です。2012年ころから販売が始まった品種なので、まだ食べたことがないという方もいるでしょう。
形状は丸っこく、掘り立てでも甘さを感じられるのが特徴。紅はるかと同じくらいの甘さですが、食感が大きく異なります。紅はるかは筋が多いのが特徴ですが、シルクスイートはスイートポテトのようにスプーンで食べられるくらいのやわらかさが特徴。やきいもにすると非常に美味しい品種でもあります。

そして最後にご紹介するのが安納芋です。
非常に有名な品種ですが、最近は紅はるかに押され気味。ねっとり、しっとりとしていて、甘いのが特徴です。ねっとりとしていて強い甘さがあるので、ねっとり感、しっとり感が強い方が好き、という方は安納芋を選んでみましょう。

======
生活にお役立ちの情報がメールマガジンも受け取れる!【無料】Slownet会員登録はこちらから↓

Slownet会員登録はこちらから

>>次ページ やきいもはダイエットにも役立つ?