NFT詐欺もじわじわ増えている

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
新しい技術が進んでくるとどうしても出てくるのが詐欺被害 NFT においてもいくつかの詐欺被害窃盗被害が発生しています
NFT による窃盗被害と言うと、パソコンが乗っ取られてしまうケースですね。急に動作が遅くなったり、カーソルが勝手に動いてしまうといった場合は、もしかするとウイルスに感染していて、遠隔操作されてしまっている可能性もあります。
NFT はあくまでインターネット上に存在するもの。自分の意思とは関係なく、相手に譲ってしまう手続きを行ってしまえば、簡単に盗まれてしまうのです。
これは日頃からウイルス対策などをしっかりと行なって気をつけるしかありません。
詐欺被害は非常にわかりやすくて、価値のないものを価値があると思い込まされて購入させられてしまうというケースですね、有名な NFT のコピーしたデータだったり、偽物のデータをうっかり購入してしまうケースは詐欺にあっていると言えるでしょう。
前述の説明の通り、仕組み的にはコピーを作ろうと思えば実は作れてしまうんですよね。例えばスクリーンショットを撮影して、自分で NFT に登録すれば、それだけでコピーすることができます。もちろんオリジナルはきちんとアドレスが割り振られているので、オリジナルという証明はできますが、実は作品自体を複製することはそんなに難しいことではありません。
NFT を購入しようと考えている方は、必ず発行者を辿って、発行者はどんな人なのかというのを確かめてから購入しましょう。
実際に起こった詐欺被害の事例もご紹介したいと思います。
皆さんはバンクシーをご存知でしょうか?イギリスを拠点とする素性が分からないアーティストの事で、スプレーアートなど有名なアート作品がありますよね。そんなバンクシーを装った詐欺師によって偽の NFT アートが24万4000ポンドで販売されてしまったのです。
被害者はインターネット上のコミュニティーにいた匿名の人から NFT オークションの存在を知らされ、ハッキングされたバンクシーの公式サイトで紹介されていた偽物の NFT アートを購入させられてしまいました。この詐欺師は実はハッカーでもあって、バンクシーの公式サイト内に NFT という新しいページを勝手に作り、そこからオークションサイトに誘導してだましていたそうです。
もはや本物のサイトですら信用できないということですね。
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