今年も「マスク熱中症」に引き続き注意を!

いつもより熱中症対策を徹底にしよう

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

今年も熱中症は特に注意を。2022年7月3日までの1週間、全国で1万4,353人が熱中症で救急搬送されたそうです。前週(6月20日〜26日)と比較し、約3.2倍に急増し、1週間の搬送人数としては、5月以降の1週間で最多となったそうです。

高齢者が熱中症になりやすい原因はいくつかあります。

ひとつめは暑さを感じにくくなっているということ。高齢者は若者ほど暑さを感じにくくなっています。通常は気温が上がって体温が上がれば、暑いと感じ発汗し、体温を下げようとします。しかし、高齢者は体温調節機能が低下してしまうため、体温が上昇してしまったとしても、うまく体温を下げられないそうです。

外出の時は暑さを数値で確認できる「熱中症アラーム」などを持って歩くことで熱中症を予防することができます。

【熱中症アラーム】

ふたつめは体内の水分量が減少するということ。高齢者は若年層よりも体内に保持している水分量が少ないといわれています。体温調節には水分が欠かせませんが、そもそも体内に水分をあまり保有していないのなら、ちょっと汗をかいただけで体内から水分が失われ、熱中症になりやすくなってしまうのです。トイレの回数を控えたいといった理由で水分補給を控える方も多いそうです。しかし、体内の老廃物を排出するためにもこまめな水分補給を心がけましょう。ひどく暑い日にはナトリウムが含まれたスポーツドリンクや経口補水液がおすすめです。

【熱中症対策におすすめの商品の紹介】

三つ目の理由は喉の渇きを感じにくくなっているということです。体内の水分量が少なければ、人は自然と喉が渇き、水分を摂取するもの。しかし、喉の渇きを感じにくくなっているため、脱水状態であっても「喉が渇いた」と自覚しにくくなっているようです。水分は「乾く前の飲む」を心がけましょう。

この夏はしっかりと熱中症対策を行い、健康の乗り越えましょう。

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