あなたは朝型人間?それとも夜型人間?朝と夜で活動できる範囲は?

朝型、夜型それぞれの共通的な特徴

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

朝型人間・夜型人間にはそれぞれ共通する特徴があるようです。ここからは、朝型人間と夜型人間がそれぞれ持つ、共通する特徴を見ていきましょう。

朝型人間に共通する特徴

まずは朝型人間に共通する特徴を見ていきましょう。

前述の通り、朝型人間は午前中の方が持っている能力を発揮しやすいといえます。起きてすぐに頭が冴えているためですね。 反対に夜遅い時間になると生産性が落ちてしまうというのも朝型人間に共通する特徴でしょう。そのため、朝型人間であるという方は、朝できるだけ早く起きて、午前中のうちに仕事を済ませてしまうのがオススメのスタイルです。

このほか、朝型人間は早寝早起きというのが生活の基本スタイル。早く寝るため睡眠時間を十分に確保しやすく、スッキリと目覚められるので、健康的な状態を保ってる人が多いそうです。

また、現代の社会では1日の早い時間に高いパフォーマンスが求められることが多いですよね。早い時間帯がピークにあたる朝型人間は社会でより重宝されるでしょう。

さらに朝型人間は、夜型人間にありがちな深酒といった習慣には染まりにくいという調査結果があります。夜の遅い時間帯に弱い朝型人間は、長い時間の飲酒や飲酒につきものの喫煙といった夜のアクティビティに関わりにくいためだそうです。

また、朝型人間は夜遅くまで活動することがないので、遅い時間帯につまみ食いをしたり飲酒することが少ないため、夜型人間と比べると余分なカロリーを摂取しにくいと言えます。睡眠時間が短いと血糖値が上がりやすく太りやすくなると言われているので、肥満リスクを避けられると言えるでしょう。

夜型人間に共通する特徴

一方の夜型人間に共通する特徴を見ていきましょう。

朝型人間の集中力は午前中に高く、15時から16時頃には集中力やスタミナ切れを起こしてしまいます。夜型人間は21時頃、集中力がピークに達し、その集中力が朝まで続くので夜間に長時間集中して仕事をすることができます。

さらに夜型人間は優れた芸術家が多いという特徴もあります。モーツァルトなどは夜型人間として知られていますよね。夜は静かで電話や来客といった外的要因に邪魔をされることが少ないので、集中して作業できるというのもその理由としては大きなポイントでしょう。

また、オバマ元大統領も夜型人間として知られています。スペインのマドリード大学の調査によると、夜型人間の方が所得が高い傾向にあるそうです。
一方で日本の雑誌であるプレジデントの調べによると、朝型人間のほうが貯蓄が多いという結果も出ています。しかしこの調査結果については少し考察の余地があり、人間は年をとるにつれて起床が早くなるもの。つまり高齢者ほど朝型人間になると言えます。一般的に高齢者ほど貯蓄が多い傾向にあるので、朝型人間の方では貯金が多い、貯蓄が多いというのも完全に信じられるというわけではなさそうです。

夜型人間にとって辛いのが朝起きる時。社会に出ると当然、朝起きて夜眠るという生活スタイルが一般的ですよね。最近ではテレワークやフレックスタイム制が導入されている企業も増えてきているので、自分が最も能力を発揮しやすい時間に働きやすくなりました。
しかし、学生時代を思い返してみると、試験は午前中に行われるもの。夜型人間は IQ が高い傾向にあるとは言われていますが、朝行われる試験では本来の実力を発揮しにくいと言えるでしょう。

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