家に眠っている古いカセットテープをデジタル化して保存する方法は?

断捨離をすると、青春時代によく聞いてたカセットテープが出てきて、どう処分したらいいか悩む方も多いのではないでしょうか?
カセットテープを聞く手段を持っていない方もいるかもしれません。

本日はカセットテープの断捨離についてご紹介します。

カセットテープをデジタル化するためには?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

自ら選曲したカセットテープは青春の思い出。そんな方も多いでしょう。思い出のカセットテープが出てきたけれど、今はもう聞く手段を持っていない方もいるはず。
そんなカセットテープは「デジタル化」するのがオススメ。デジタル化とは、データにしたり、CDに入れたりすること。まずはデジタル化の方法をご紹介いたします。

カセットテープはビデオテープなどと同様に磁気テープに記録していますよね。そのため、時間が経っていたり、保存環境が悪かったりすると音質が低下したり、再生しても音が流れない、なんてケースがあるもの。もしかすると、今あるカセットテープもすでに聞けない状態かもしれません。

しかし、もしかすると、今あるカセットテープは、まだ聴ける状態かもしれない、とも考えられます。

そこで、劣化して聞けなくなってしまうために、カセットテープをデジタル化しましょう!
カセットテープをデジタル化するには2通りの方法があります。
ひとつは自らなんとかしてデジタル化する方法。もうひとつは業者に依頼する方法です。それぞれメリットデメリットがあるので、まずは自らカセットテープをデジタル化する方法をご紹介いたします。

自分でカセットテープをデジタル化するには

自らカセットテープをデジタル化するには、①パソコンとカセットプレイヤーを接続して録音する方法、②カセットプレイヤーにUSBメモリやSDカードなど外部記録端末をつないで録音する方法の2種類があります。いずれもカセットプレイヤーは必須となってきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

パソコンを使ってデジタル化するには、オーディオケーブルと音楽の編集ソフトの入手が必須。音楽編集ソフトは無料のものでOKで、有名どころだと「Audacity」や「Golden Records」があります。これらは無料で、使い方の記事も多いので、ぜひ試してみてください。
もちろん、この方法だとパソコンとカセットテーププレイヤーが必須となります。両方持っている、という方は接続するケーブルを購入すれば、あまりお金をかけずにカセットテープをデジタル化することができます。
デジタル化の方法は極めてシンプルで、カセットテーププレイヤーのヘッドホン端子とパソコン側のマイク端子を接続するだけ。録音をはじめてからカセットテーププレイヤーを再生すると、録音することができます。この方法だと倍速などには対応していないので、カセットテープ1本分、まるまる再生することになります。

もうひとつのUSBメモリやSDカードなど外部記録端末を接続して録音する方法は、専用のカセットテーププレイヤーが必要です。といっても2,000円〜5,000円程度で販売されているので、手軽に購入できるのではないでしょうか?
こちらはパソコンよりも簡単で、USBメモリやSDカードを本体に接続して、録音ボタンを押したあと、カセットテープを再生するだけでOK。再生が終わったら録音停止ボタンを押すと完了になります。
とても手軽に録音できますが、停止を押さないと録音が停止にならない点、そしてA面・B面が自動的に入れ替わるプレイヤーの場合は延々と録音され続けてしまう点には注意が必要。いずれもきちんと録音を停止させれば問題ありません。

自分ででき、費用もあまりかからないカセットテープのデジタル化ですが、デメリットも当然あります。それは時間がすごくかかってしまうこと。ここまでの方法では、どの方法であっても再生時間=録音時間です。たとえば60分のテープなら、60分再生し続けなければなりません。数本のテープならそこまで時間はかからないと思いますが、100本のテープをデジタル化しようと思うと、100×再生時間(60分や70分など)が必要なので、結構大変な労力となります。
また、自分で行う場合、デジタル化している最中は手が離せない可能性があります。端末によりますが、基本的には手動ですべてを行わなければならないので、意外と手間がかかってしまいます。

【デジタル化できるカセットプレーヤーの紹介】

======
生活にお役立ちの情報がメールマガジンも受け取れる!【無料】Slownet会員登録はこちらから↓

Slownet会員登録はこちらから

>>次ページ カセットテープが多くて自分ではやりきれないときは、業者に頼むのもあり!