外出時の行動マニュアル

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あらためて外出時に地震に遭ったときの、避難方法をまとめます。
東京都防災ホームページ(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/kitaku_portal/1000047/1000541.html)には外出時の行動マニュアルが掲載されています。
例えば繁華街で地震が発生した場合、頭をかばんなどで保護し、落下物から身を守り、ビルの倒壊にも注意しながら公園などの広く安全な場所へ避難、広いところに逃げる余裕がないときは耐震性の高い比較的新しい鉄筋コンクリートのビルに逃げ込むようにしましょう。
とはいえ、耐震性の高い比較的新しい鉄筋コンクリートのビル、というのを普段から意識していることは少ないですよね。東京都では耐震マーク表示制度を採用しており、耐震性のある都内すべての建築物を対象にマークを交付しています。ビルの入口に青いシールが貼られているので、ぜひチェックしてみてください。詳細は東京都耐震ポータルサイトでご確認ください。
次に住宅街で地震に遭った場合、瓦やガラスなどの落下物がある可能性があるので、まずはこれら落下物から身を守りましょう。このほか、ブロック塀などが崩れると押しつぶされる可能性があるので、近づかないようにしましょう。外で地震があると、なんとなく安心できそうだから、とブロック塀に近づいてしまいがちですが、倒壊の恐れがあるので絶対に近づかないようにしましょう。
駅で地震に遭った場合、こちらも同じで落下物などから身を守り、ホームにいる場合は転落しないよう、近くの柱に移動するかうずくまって揺れが収まるのを待ちましょう。また、緊急時だからとホームから線路には絶対に降りないよう、注意してください。その後は駅員の指示に従い、避難行動を開始しましょう。
電車に乗っているときに関しては、緊急停車に備え、つり革にしっかりと捕まる、身を低くする、カバンなどで頭を保護して姿勢を低くして身を守るようにし、その後乗務員の指示に従い、避難行動を取るようにしましょう。
運転中だったら、まずは減速し、左に寄せて停車を。ハザードランプを点灯し、徐々に減速するのが大切です。停車後はエンジンを切るようにしましょう。駐車場や空き地があれば、まずはそこに移動して停車すると良いでしょう。揺れがおさまったらカーラジオで情報収集を。その場から避難する際は車のキーはつけたまま、ドアロックはせず、連絡先メモを残すようにしましょう。
劇場やホールにいた場合は、係員の指示を聞き、冷静な行動を!こちらも同様にカバンなどで頭を保護し、館内放送や係員の指示に従いましょう。非常口や階段からすぐに逃げたい気持ちもわかりますが、殺到しないよう、きちんと順番を守ることを意識。係員の指示にきちんと従い、避難行動を開始しましょう。
このほかにも東京都防災ページにはさまざまなケースでの避難方法が掲載されています。ぜひ一度、地震に遭う前にチェックしておいてください。
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