冬は寒くて運動する機会も少なくなり、太ることを防止するためにおやつに悩む方も多いのではないでしょうか?
ダイエットをする人たちのなかで、おすすめのおやつとして登場するのがナッツ。
本日はナッツ類の栄養と中高年世代におすすめのナッツ類をご紹介します。
ナッツ類に含まれる種類は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
ナッツは身体に良い、ということを聞いたことがある方も多いでしょう。しかし、ナッツとひとことで言っても、さまざまな種類があります。まずはナッツ類の特徴やどのような種類があるのかを見ていきましょう。
ナッツってそもそもなに?
ナッツは種実類に分類される「木の実」のこと。一部のナッツは紀元前から人類に食べられており、当時は贈り物として、そしてお祭りの供え物として食べられてきました。日本においても縄文時代頃にはすでに保存食として存在していたと言います。
ナッツの種類
では一般的に入手可能なナッツにはどのような種類があるのか、見ていきましょう。
アーモンド

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アーモンドの原産地は西アジア。もともと1769年にスペインの宣教師がアメリカ大陸にアーモンドの種子を持ち込み、現在ではアメリカ・カリフォルニアで主に生産されています。1日の摂取目安は23粒くらいで、これは150キロカロリーに相当します。主にビタミンEを豊富に含んでおり、抗酸化作用、アンチエイジング効果が期待できます。
アーモンドはほかのナッツ類と比較すると、生産量・消費量ともに多く、世界三大ナッツのひとつに数えられています。
カシューナッツ

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ブラジルを原産地とするカシューナッツ。16世紀ころにポルトガル人によってインドに渡り、現在の主産地はインド。1日の摂取目安量は16粒くらいで、カロリーは160キロカロリー。ビタミンB1を豊富に含んでおり、皮膚や粘膜の健康維持や糖質の代謝促進効果があると言われています。
淡泊な香りと、ほのかな甘味があるので、インド料理はもちろん、中華料理、エスニック料理など、アジアではさまざまな料理に用いられています。こちらも世界三大ナッツのひとつに数えられています。
くるみ

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古代ペルシャを原産地とするくるみ。歴史は古く、8000年〜9000年前には人類が食用にしていたそうです。なんと人類最古のナッツなのだとか。現在の主産地はアメリカ・カリフォルニアで、1日の摂取目安量は10粒くらい。カロリーは150キロカロリーです。サバやサンマなどの青魚に含まれるDHAやEPAと同様に、良質な油であるオメガ3脂肪酸を豊富に含んでおり、血圧を下げたり、心拍の乱れを軽減する効果が期待できます。
ピスタチオ

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最近人気のピスタチオ。原産地はアフガニスタン〜イラン辺りと言われており、3000年〜4000年前にはすでに食用として食べられてきました。1日の摂取目安量は40粒ほどで、カロリーは150キロカロリー。カリウムを豊富に含んでおり、血圧維持や体内の水分調節などに効果があると言われています。
ピスタチオはナッツの女王と別名で呼ばれるほど、カリウムや食物繊維が豊富なので、特に女性にオススメのナッツ類です。
マカデミアナッツ

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ハワイのお土産品によく使われるマカデミアナッツですが、もっとも生産しているクにはオーストラリア。1日の摂取目安量は13粒(150キロカロリー)。パルミトレイン酸を豊富に含んでおり、肌の乾燥やアンチエイジングなどに効果があると言われています。
1粒の8割以上が油ですが、コレステロールは一切なく、美肌効果があるパルミトレイン酸はナッツ類のなかでもっとも多く含まれています。
ヘーゼルナッツ
トルコを原産国とするヘーゼルナッツ。歴史は古く、2300年前にはすでに栽培が始まっていたそうです。1日の摂取目安量は17粒(150キロカロリー)。ビタミンEを豊富に含んでいるので、抗酸化作用やアンチエイジングに効果があります。
ヨーロッパでは欠かせない素材で、アーモンドやカシューナッツと同様に世界三大ナッツのひとつに数えられています。
番外編
落花生は豆というイメージがありますが、地面の下で育つため、ナッツ(木の実)ではありません。
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