もうあなたも「ネット依存症」?依存症のサインとは?

ネット依存症が精神や身体健康に及ぼすリスクは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

ネット依存になると、心身にさまざまな変化や問題が起こります。

身体の問題について見ていくと、ネットの過剰使用で食事がおろそかになったり、偏った食事になってしまうことで、栄養失調になる人も少なくありません。また、運動不足が深刻な場合、体力が低下したり、骨密度が低下したりするなど、将来にわたってさまざまな問題が起こります。

心の問題を見ていくと、昼夜が逆転しやすくなり、睡眠障害になったり、インターネットを使えない状況におかれるとイライラしてしまったり、無気力になってしまったり、といった変化が起こります。さらにインターネットを介したゲーム(スマホゲームやネットゲームなど)にのめり込むと、過剰な課金によってうつ状態に陥ってしまうことも。

こうした状況を見た近しい人が強制的にインターネットから距離を置かせたり、注意したりすると、暴言を吐いたり、暴力を振るってしまうなどの事件が起こることも。インターネットを利用しなければ、改善するというわけではないのが難しいところですね。

スマホ依存の症状

スマートフォン依存の場合、症状は若干異なります。

健康被害から見ていきましょう。スマートフォンは軽量であるため、片手で操作する人が多いでしょう。しかしこの動作は少ないながらも、身体に負荷をかけることになり、腱鞘炎を引き起こすこともあり得ます。また、長時間画面を見下ろすことで首や肩こりに繋がることも。
さらに画面を注視することでまばたきの回数が減少し、ドライアイになってしまうかもしれません。
夜遅くまでゲームをプレイしたりすると、生活のリズムが崩れ、睡眠不足や集中力低下などを招くでしょう。

経済的なトラブルについて見てみましょう。

睡眠不足がもとで遅刻などをしてしまうことも。1回、2回の遅刻なら「また」で済みますが、継続してしまうと社会的なダメージを負うこともあるでしょう。寝不足なら日常生活のパフォーマンスが低下してしますこともあるでしょう。結果的に経済的な打撃を受けてしまうのです。

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