自宅で最期を迎えたい。そのために生前準備することは?

自宅看取りを考えるあなたや家族が生前準備しておくべきことは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

とはいえ、何の準備もなしに自宅療養ができる、というわけではありません。本人も、そして家族もしっかりと準備をしなければなりません。

まず在宅での介護や看取りを希望する場合は、かかりつけの在宅医師、そして訪問介護や看取りについてのアドバイスをもらえるケアマネージャーは必須。
在宅医師は往診を行っている医師のこと。ただ在宅医師を探すのではなく、急変に備え、24時間対応している医師を探すことが大切です。正直、ここがかなりのハードルだと思います。もしも医師が見つからない場合は地域包括支援センターや市区町村の在宅医療相談窓口で相談すると良いでしょう。
ケアマネージャーについては在宅看取り経験のある人がオススメで、こちらも地域包括センターや市区町村の在宅医療相談窓口で紹介してもらえるので、医師と併せて相談してみましょう。

上記が決まればいよいよ看取り体制を整えます。

本人がどのような療養生活を望むのかをしっかりと相談し、必要な人員を揃えていくことが大切です。訪問看護師、訪問ヘルパー、歯科医師、薬剤師、管理栄養士など、本人の希望によって必要な人材は違ってくるので、しっかりと話し合いましょう。
このなかでもっとも重要なのは訪問介護でしょうか。
訪問介護は入浴、食事だけでなく、排泄の介助、医師の指示下での医療措置、家族への精神的ケアまで幅広く対応してくれます。家族ですべての介護を行うのは困難なので、訪問介護の依頼は必須だといえるでしょう。

自宅で最期を迎えたい。こうした希望を叶えるためには、事前の準備が大切。自らが望む死を叶えるため、何が必要なのかを事前にしっかりとリサーチし、準備を始めていきましょう。

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