固定資産税はどれくらい増える?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
空き家を更地にすると固定資産税は6倍になります。
固定資産税は土地・家屋の場合、毎年1月1日時点の土地、家屋所有者として、各自治体の固定資産課税台帳に登録されている人に課税されるもので、所有している限り納税の義務があります。
計算方法は以下の通り。
土地
課税標準額×1.4パーセント(税率※自治体により異なるケースも)
家屋
課税台帳に登録されている価格×1.4パーセント(税率※自治体により異なるケースも)
建物がある場合は住宅用地の軽減措置特例が適用されます。空き家であっても住宅が残っていれば、固定資産税、都市計画税は本来の税額から最大1/6にまで減額されます。更地にすると軽減措置が得られないので、空き家が問題になってきていますよね。
たとえば広さ1000平方メートルの土地で固定資産税評価額が1平方メートルあたり10万円の場合、固定資産税は年間140万円です。
一方で同じ広さ・価値のとちに戸数6のアパートを建築した場合、固定資産税は年間23万3000円にまで減額されるのです。
老後の支出を減らすにはこうした固定資産税を減らすことも大きなポイント。ぜひ老後は土地活用を検討してみてはいかがでしょうか?
【固定資産税に関する書籍の紹介】
固定資産税の実務 最新判例でつかむ /清文社/安部和彦
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「固定資産の税務・会計」完全解説 第7版/税務研究会/太田達也
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