環境にやさしい「ワイルド & サステナブル」な庭を作り上げてみては?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
せっかく庭を造るのなら、自然に近い形の庭を造ってみてはいかがでしょうか?
イギリスでは近年、野鳥や虫、ハリネズミといった野生動物の助けになる庭造りに関心を持つ人が増えてきているようです。
日本においても野鳥などが過ごせるよう餌やりの皿を置いたり、小鳥箱を置いていた方も多いでしょう。最近ではより自然に近づけるよう、池を作ったり、野鳥や蜂の巣箱を置いたり、実がなる木を植えたりする人も多いのだとか。
これらは園芸から自然と共生を目指し始めていると言えますよね。
これらのガーデニングは「ワイルドライフ・ガーデン」と呼ばれています。
日本においてはナチュラルガーデンが人気を集めています。ナチュラルガーデンは人によって定義はさまざまですが、共通しているのは「ナチュラルな雰囲気の植栽の庭」のことで、薬剤などを使わないガーデニング、アンティーク雑貨などを並べて雰囲気ある庭を造る、といったさまざまな要素が合わさっています。
これらは「ナチュラルガーデン」と呼ばれていますよね。
ナチュラルガーデンはワイルドライフ・ガーデンとは似て非なるもの。野生動物の助けになる庭だとは必ずしも言えないためです。
ナチュラルガーデンで植えられる雑木はさまざまなものがありますが、代表的なのは桂やジューンベリーでしょうか。桂は花が咲きますが、風で花粉を拡散して受粉する風媒花なので、蜂に蜜を提供する、という役割は果たしません。一方でジューンベリーの花は蜂や昆虫の助けにはなりし、それらは野鳥や動物たちのエサにもなり得ます。野生動物という観点で言うと「ジューンベリー」が良い選択肢だといえそうです。
ワイルドライフ・ガーデンには水場、昆虫の住処、背の高い草、花粉や蜜の多い花、木・低木・垣根といった要素が必要です。どれかひとつ要素を足すのなら、水場がオススメだそうです。海外の広大な庭なら池を掘っても良いかもしれませんが、日本の庭だとなかなか難しいもの。例えば浅い小皿に雨水を入れるだけでも十分なので、今現在水場がない、という場合は取り入れてみてはいかがでしょうか?
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