日本のゴキブリの種類と特徴は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
そんなゴキブリは日本にどのくらいの種類居るのでしょうか?
ゴキブリ目にはゴキブリ科、ブラベルスゴキブリ科、チャバネゴキブリ科、ムカシゴキブリ科、ヨロイゴキブリ科の5つの科があります。これらを合わせると世界中で3500種類以上もゴキブリがいますが、人家に住み着くのは50種類程度だといわれています。
日本においても50種類以上が生息しており、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、コウモンゴキブリ、トビイロゴキブリなどがいます。すべてが家に出るわけではないので、ここからは人家に潜むゴキブリの種類について見ていきましょう。
チャバネゴキブリ
代表的なのはチャバネゴキブリでしょうか。成虫は明るい茶色で背中に2本の黒い線が走っているのが特徴。チャバネゴキブリの幼虫は黒っぽい身体をしており、線は1本だけ。雌雄ともに翅がありますが、ほとんど飛ばないのが特徴です。
全国的に生息しており、特に鉄筋コンクリート造のビルや工場、飲食店など広く存在しています。
クロゴキブリ
ワモンゴキブリの親戚であるクロゴキブリは世界中で見られる種類。前胸背が大きく、全体的にツヤツヤした見た目で、外から次々侵入してくるため、駆除が難しい種類でもあります。特に関西以西に多く生息する暖地性の種類で、幼虫は休眠するのが特徴です。
ワモンゴキブリ
沖縄地方などで多く見かけるのがワモンゴキブリ。アフリカ原産の亜熱帯種で茶褐色、大型なのが特徴。背中には淡黄色のリング状の斑点があります。都市の下水設備をはじめ、住宅などでも多く見かけます。
ワモンゴキブリは亜熱帯種であるため、耐寒性が低く、寒いと簡単に死んでしまいます。
ヤマトゴキブリ
日本全国に広く生息するのがヤマトゴキブリ。黒褐色の大型種で、オスはクロゴキブリのような見た目ですが、細型で全体的にツヤはありません。一方のメスは羽が短いという特徴があります。
主に本州中北部から北海道にかけて生息しており、野外で越冬しますが、屋内にも侵入してきます。
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