緑茶や紅茶は水分補給としてはオススメではない!?水分補給が求められる季節、健康に良い水分の摂取方法とは?

昼間は熱くなり、そのうえで外ではマスクもしなければいけないから余計に喉がカラカラになってしまいます。
この時期、大事なのが「水分補給」です。

本日は正しい水分補給についてご紹介します。

あなたは1日どれくらいの水分を摂取している?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

水は人間の生命活動に欠かせないもの。毎日必要な量の水を接種することは、健康を維持するためにも非常に重要です。コスモポリタンイギリス版によると、尿が透明色に近いほど、しっかりと水分を摂取できている証拠なのだとか。反対に、色の濃い尿が毎回出るという方は要注意。もしかすると水分の摂取量が足りないかもしれません。

まずは1日にどのくらいの水を飲めば良いのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

1日の水分摂取量

NPOマヨ・クリニックによると、一般的に男性は1日約3リットル(コップ換算で13杯)、女性は2リットル強(コップ換算で9杯)の水を飲むことが推奨されています。とはいえ、これらは体重によって変化するので、自身の体重に合わせて必要量は計算しましょう。

計算方法は体重(kg)に以下の値を掛け合わせます。
・30歳未満 : 40
・55歳以下 : 35
・56歳以上 : 30

次に、上記の値を990.5で割ります。



例えば60歳で60キロの人の場合、60×30で1800。これを990.5で割ると、1.817…となります。60歳で60キロの人の場合、1日あたり1.8リットル強が必要ということが分かりますね。また、55歳で48キロの人の場合を見てみると、48×35で1680。990.5で割ると、1.6961…となるので、1日あたり1.7リットルほどが必要ということがわかります。

ぜひこの計算を自分の体重に合わせて行ってみてください。
また、運動するときはこの計算方法だけでは算出できません。
定期的に運動をする人は、そうでない人よりも多くの水分を摂取する必要があります。これはアメリカのスポーツ医学会が提唱しており、30分の運動に対し、1日に摂るべき水分量を350ミリリットル増やせば良いそうです。
運動を良くする方は、先ほどの水分量にプラスして、30分おきに350ミリリットルが必要というわけですね。非常に計算は簡単です。

このほか水分は食事からも摂取しています。登録栄養士かつ公認栄養士であるジェシカ・フィッシュマン・レヴィンソンさんが「セルフ・マガジン」誌に以下のように語っています。
レタスやキャベツ、セロリなど水分を多く含む食物は、体内に溜まる余計な水分を体外に排出する作用があるため、排出された水分を補うため、より水分が必要とのこと。一方で塩分が多い食べものは体内に水分を保持する作用があるため、血圧を高くしてしまいます。血圧が上がるとより水分を欲して喉が渇きます。この場合、水分補給を増やすのでは無く、塩分摂取量を減らした食事を意識した方が良いでしょう。料理をするときに塩分濃度計を使い、塩分を調節することもおすすめです。

必要な水分のコントロールはもちろんですが、塩分量にも意識をしてみましょう。

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