初めの食事が次の食事の効果に影響を与える「セカンドミール効果」とは?

朝ごはんはGIの低い「玄米」で食後は「リンゴ」がおすすめ!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

とはいえ、すべての食事を低GIに置き換える必要はありません。ある研究では朝食を低GI食品に置き換えるのがもっとも効率が良いと言われています。

大麦β-グルカンを含む食事を摂ると、食後の糖質の吸収が53パーセント抑制されることが報告されています。これを朝食におきかえると、朝食直後だけでなく、昼食や夕食の糖質吸収を抑えることが研究によってわかってきました。
また、リンゴはカロリーを見ると、100gあたり61kcalで農林水産省が推奨する1日に必要なエネルギー量(カロリー)は、活動量の少ない成人女性の場合で、1400~2000kcal、男性は2200±200kcal程度が目安になるため、100gあたり61kcalはとても低い数字になります。糖質が気になるの方にはおやつとして嬉しい食品ですね。

こうした研究から、朝食は低GI食品を食べることが大切ということがわかります。各社から大麦を使った食品や玄米を使った食品などが多数展開されています。こうした食品に朝食を置き換えて、血糖値コントロールをしやすくしましょう!

新型コロナウイルス感染症も糖尿病などの基礎疾患を持っている人ほど重症化しやすいことがわかっています。ぜひ血糖値コントロールを意識した食品を摂取して、糖尿病リスクを少しでも低下させましょう。

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