尿酸値を下げるためには?

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最後に尿酸値を下げる食事法を見ていきましょう。
尿酸値を下げるためには、腎臓から尿酸をたくさん排泄させる必要があります。このことから、尿をできるだけアルカリ性にする必要があるのです。酸性だと尿酸が溶けにくく、排泄がスムーズにいきません。
アルカリ性の食品は野菜や海藻、いも類、きのこ類。これらの食品を積極的に摂取すると尿がアルカリさんに近づきます。高尿酸血症と診断された方はこれらの食品を意識的に摂取してみてはいかがでしょうか?
また、バナナは尿酸値だけでなく、血圧を低下させる効果がある果物。ただし、バナナには多くの糖分が含まれているのでたくさん食べれば良いというわけではありません。1日多くても1本程度が目安となるでしょう。
牛乳をはじめとする乳製品もアルカリ性の食品で、乳にふくまれるカゼインとホエータンパク質が尿酸の排泄を促してくれます。1日1杯の牛乳を心がけてみると良いですね。
一方で脂の多い肉類やアルコールは尿酸値を上げてしまう原因になります。これらにはそれほど多くのプリン体が含まれているわけではありません。しかし、体内で尿酸の合成を促してしまうのです。これらに関しては意識的に量を減らしていきましょう。
また、レバー、あん肝、白子、ビールはプリン体が多く含まれる食品。これらの食品が大好きな方も多いでしょう。もしも食べる場合は量を考える必要がありそうです。
このほか、納豆もプリン体が多く含まれる食品です。1日1パック程度なら問題ないそうなので、納豆を毎食食べていたり、2パック、3パックと食べている方は気をつけた方が良さそうですね。
一般的に対策ですが運動もとても大切。筋トレ(無酸素運動)よりも有酸素運動がおすすめ。ウォーキングなどの軽い運動を継続的に行うことで肥満解消にも繋がります。ぜひ、健康のために運動を習慣化してみましょう。
痛風を引き起こす尿酸による健康リスクは痛風だけではありません。さまざまな病気を予防するために、ある程度生活を見直す必要がありそうですね。
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