脱水になるのは夏だけじゃない!冬も脱水予防をしよう

冬の脱水を予防するためには?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

水分補給は基本的に「喉が渇く前」に行うのが理想的。一度に大量の水分を摂取すると吸収されず、排出されてしまいます。コップ1杯程度の水を1日8回ほどにわけて飲むなど、喉が渇かないよう水分補給をするのがベストです。
コーヒーやお茶では水分ができません。
コーヒーや日本茶などに含まれるカフェインは集中力を増してくれたり、リラックス効果があったりと日常的に愛飲されている方も多いでしょう。
しかし、このカフェインは利尿作用があるため、慢性的な脱水症状に陥る可能性があります。

最近ではペットボトルのお茶も多数売られています。喉が渇いたとき、ついついお茶で喉を潤すケースもありますよね。
しかし、日本茶はコーヒーよりも多くカフェインが含まれている場合もあるので、尿として多くの水分が排出されてしまい、あまり意味がありません。

できればコーヒーや日本茶以外で水分を摂取したいところ。

大麦を焙煎した麦茶はカフェインが含まれていないお茶です。
日々の水分補給や熱中症対策にも向いているとされています。麦茶の歴史は緑茶よりも古く、平安時代にはすでにあったそう。
当時は貴族が愛飲し、戦国時代には武士たちが好んで飲んでいたそうです。
江戸時代になると、庶民的な飲み物として普及。現代の喫茶店のような「麦湯店」も誕生しました。
このように麦茶は昔から日本人に親しまれてきたお茶です。水分補給は麦茶が良さそうですね。

しかし、汗を大量にかいた後の水分補給の場合、麦茶だけではミネラルが不足してしまいます。
ミネラル分を補うには「経口補水液」だったり、「塩」が有効。ぜひ塩飴を忍ばせておいたり、経口補水液を準備しておいたりしましょう。
いずれにしても、最適な水分補給は「水」となります。ぜひ日常的に水を飲む習慣を身につけると良いでしょう。

このほか、冬場は身体をあたためてくれる白湯もオススメ。身体に負担がかからないのは常温のお水ですが、冬場は常温のお水も飲みたくありませんよね。
そんな人は白湯で水分補給をしましょう。
白湯は湧かしたお湯を少し冷ましたもののこと。白湯を朝コップ一杯飲むことで、眠っている間に失われた水分を補給できるともいわれています。
身体を内側からあたためる効果も期待でき、朝飲めば胃腸を目覚めさせるきっかけにもなるそうです。
ぜひ明日から起きてすぐに白湯を飲んでみてはいかがでしょうか?

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