真冬にもし地震など、大きな災害が起きたら?

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厳冬期に災害が発生し、大規模な停電が発生したとき、真っ先に気にしなければならないのが暖房器具です。
灯油を使う暖房であっても点火には電気を使うことが多いですよね。
普段は着込めば大丈夫!と思っている方でも、阪神淡路大震災乃時には地震で家屋が歪んでしまったのかドアがきちんと閉まらなくなったり、窓ガラスが割れてしまったり、といったことが発生し、すきま風で寒さを感じた方が大勢いました。
また、建物が倒壊の危険がある場合はすぐに避難しなければなりません。
避難所が必ずしも暖かいとは限らないので、しっかりと防災グッズに暖まる道具は揃えたいところです。
避難所に着いても床が冷たくてくつろげない、そんなケースだって考えられます。
住宅に倒壊の危険が無く、すきま風によって寒い場合、まずはすきま風を防ぎましょう。
ダンボールやバスタオル、布、板などを使えばある程度すきま風を防ぐことができます。
ダンボールはとても暖かいので、座るために使ったり、窓をふさいだり、着込んでみたりとさまざまな用途があります。
避難所の床が冷たいときは座布団代わりに敷いたっていいのです。
ぜひ防災グッズにダンボールは加えたいところですね。
そして避難するときはしっかりと着込むことが重要です。
手持ちの衣類を重ね着するなどして、しっかりとした防寒を。
それでも寒いときは新聞紙を服と服との間に入れるなどすると保温効果が高まります。
とはいえ、あまりに着込んでしまうと血行が悪くなり、冷えの原因になることも。
なるべく締め付けるような衣料ではなく、ゆったりとした服を着用するようにしましょう。
このほか、防寒の要は首、手首、足首などの首がつく箇所。
ここをしっかりと守ることで暖かさを得られます。
マフラー(タオル)、手袋、靴下などの準備もお忘れなく。
ガスや電気などのインフラが使えないことも想定されます。
マンションなどによっては電気が使えないと水も使えない、なんてことも想定されます。
また、食事の栄養バランスが崩れて体調を崩す人もいるでしょう。
災害時は体調を崩す要因がとにかく豊富。
高齢者、子どもなどを家族に抱えている家庭は、こうした人たちにも配慮した防災対策が重要になります。
電気が止まってしまったら
普段当たり前のように使っている電気。
意識しなければそのありがたさ、電気で動いているものの多さに気がつくことはないでしょう。
電気が止まってしまったら家電を使うことができなくなります。
冷蔵庫、洗濯機、冷暖房器具なんかは使えないのです。
ガスは来ていても給湯器を動かす電気が来ていないので、お湯が出ないことも十分想定されます。
また、先ほどもお伝えしましたが断水の可能性もあります。
浄水場では取水ポンプなど水のくみ上げ作業を行う際、電気を使っています。
そのため、停電すると家庭まで水を送れない可能性もあるのです。
さらに停電が発生すると電話機などに供給される電源が断たれ、電話が通じなくなることも。
交通にも大混乱が発生します。
信号機はつきませんし、電車も動かないことが想定されます。
災害が起きたとき、もっとも心強いのは日ごろの対策です。
実際に何を備えれば良いのでしょうか?
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