日本の水道水のクオリティは高い!水道水はそのまま飲んでも問題なし?

日本の水道水が安全な理由とは?成分は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

川や湖など水源が豊富な日本。
とはいえ、1億人以上の人口を抱え、ほぼすべての人が安心して水道水を使える国はほとんどないでしょう。
なぜ、日本の水道水は飲むことが出来るのでしょうか?

浄水処理

日本の多くの場所では、川の水や雨水が水道水の原水になっています。

しかし、川や雨水は汚れているもの。
だからこそ、そのままでは飲むことが出来ません。
そこで原水を安心して飲める、「飲水」に変える処理を行っているのが「浄水場」です。
浄水場では沈殿・ろ過・消毒という3段階の浄水処理が行われています。

まずは砂や土などを取り除き、薬品混和池・フロック形成池・沈殿池を通過し、ろ過池へ水が運ばれます。
薬品混和池ではポリ塩化アルミニウムを水に加えて混ぜ、水の中の細かな土や砂を除去。
フロック形成池ではさらに細かい土や砂を沈みやすくして、沈殿池で大きくなったフロックをゆっくりと沈めていきます。
最後のろ過池では、沈殿池で除去しきれなかった小さな汚れを取り除き、砂の層で漉して飲水に利用できるキレイな水にしているのです。

さらに塩素殺菌を行うことで、飲水に混ざる病原菌やウイルスなどを殺菌。
これらが原因で起こる病気になることはなくなりました。
日本の水道水が飲めるのは、こうした手間のかかる処理を行っているからということがわかりますよね。



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