新型コロナウイルス感染症と風邪症状との違い、知っておこう

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
特に今年、紛らわしいのが「ただの夏風邪」と「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ではないでしょうか?
少し体調が悪いととても不安になりますよね。
ここからは夏風邪と新型コロナウイルス感染症の違いを見ていきましょう。
味覚異常
新型コロナウイルス感染症の症状としていわれるのが味覚異常。
特に若い世代ほど味覚異常を自覚するケースが多いそうで、スポーツ選手や芸能人なども、「味がしない」ということをきっかけに新型コロナウイルス感染症に気がつくケースが目立ちました。
味覚異常は「食べているのに味がしない」「食べ物のニオイがわかりにくい」といった症状。
鼻の奥にある嗅細胞に新型コロナウイルス感染症が感染することで、嗅細胞が障害を受けて発現する症状です。
この原因からもわかるとおり、この症状は新型コロナウイルス感染症だけのものではありません。
一般的な「風邪」をひいたときにも十分起こりうる症状です。
自分で判断せず、専門機関の指示を仰いだ方が良さそうですね。
頭痛
咳・喉の痛みなど「上気道症状」が特に多く報告される新型コロナウイルス感染症ですが、頭痛も症状のひとつなのだそう。
新型コロナウイルス感染症の典型的ではない症状のひとつに「神経症状」があります。
この神経症状が頭痛に当てはまるそうです。
発熱
新型コロナウイルス感染症の症状のひとつであり、新型コロナウイルス感染症に気がつく症状のひとつに「発熱」があります。
2020年5月初旬までは「37.5度異常の発熱が4日以上継続する人」はPCR検査を受けるよう促していましたよね。
筋肉痛・疲労感
このほか、インフルエンザのような「筋肉痛」や「疲労感」が現れる人もいるそうです。
これらは単体で発現するよりは発熱とセットで発現する場合が多いそうなので、熱が出て筋肉痛を自覚した場合、注意した方が良いでしょう。
風邪と新型コロナウイルス感染症の違いとは?
どちらもウイルスが原因の感染症なので大きな違いはありません。
ただ、息切れをしたり、関節痛・筋肉痛というのは普通の風邪では見られない症状。
もしもこうした症状が発現した場合は要注意かもしれません。
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