暑苦しい熱帯夜はなかなか眠れない!夏の不眠症を解決するためには?

エアコンをガンガンつけて寝るのも睡眠の妨げになる

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夏の暑い夜はどのような室内環境を整えれば良いのでしょうか?
エアコンをつけっぱなしで寝て、身体がだるくなった経験はありますか?

エアコンをつけっぱなしで寝ることで身体がだるくなる理由は、人の身体の仕組みにあります。
ご存じの通り、人間の身体は睡眠中に体温を放熱する傾向があります。
汗をかくことでより体温を下げている、というわけですね。
しかし、ここでエアコンをつけっぱなしにしていると体温が下がりすぎてしまうことがあるのです。
その結果、血行が必要以上に悪くなり、むくみ、浅い睡眠の原因となってしまい、だるさや疲れが残る睡眠になるのです。



とはいえ、熱帯夜はエアコンを上手に活用することが求められます。

着けっぱなしはよくありませんが、寝始め3時間のみエアコンを使用(タイマー利用などで)する、設定温度を日中より高めにして常時使う、といった方法が有効です。
人は体温が下がると眠くなるようにできています。
だからこそ、寝る前に入浴して身体をあたためるのは非常に有効な対策なのです。
身体があたたまった状態でエアコンが効いた室内に入ると自然に眠くなるはずですよ。

熱帯夜を我慢する必要派ありません。
エアコンを上手に活用して快適な夏の睡眠を手に入れましょう。

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