「梅雨時期はなんだか憂鬱な気分になる」
なかなかすっきりと晴れず、雨の日が続く梅雨時は、気分までなんだか憂鬱になりがちに。
ただ晴れないだけなのに、なぜこれだけ気分が憂鬱になるのでしょうか?
また、気分だけでもすっきりと晴れ渡る方法はあるのでしょうか?
今回は梅雨にまつわる人間のココロのメカニズムと対策方法をご紹介します。

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梅雨時期になぜ憂鬱になる?
関東では早ければ5月下旬には梅雨入りし、長いと7月いっぱい梅雨なんてことも。
その間、ずっとジメジメした気候だと気持ちが滅入ってしまいますよね。
梅雨時は体調を崩しやすい時期でもあるのです。
その原因は
- 気圧
- 湿度
- ホルモン
の3つだと言われています。
気圧による体調変化
梅雨時に下がった気圧の影響で、身体の内圧が上がり、「膨張」するように感じたことがある人もいるのではないでしょうか?
特に膝や足首といった関節部、腰や首の椎間板、頭蓋骨(頭痛)は、中身が空洞になっているので、気圧の影響を受けやすい部位なのです。
湿度による体調変化
続いては湿度。
もともと人間には適正な水分量があります。
しかし梅雨時は常に湿度が高く、人間本来の適切な水分量を大きく超えてしまうことがあります。
東洋医学的にはこの状態を
「湿邪(しつじゃ)」
とい呼ぶほど、湿度が身体に与える影響は大きなものです。
ホルモンによる体調変化
最後はホルモン。
特に影響を与えるのは、自律神経を調整したり、気分をすっきりさせる、痛みをコントロールすると言われている「セロトニン」という成分です。
セロトニンは日光を浴びることで増やすことができるのですが、梅雨時は必要な日光量に足りず、セロトニン生成量が少なくなってしまいます。
「なんだか気分がすぐれない」というのは、このセロトニンの影響なのです。
梅雨時のなんだか嫌な雰囲気は、人間の身体のメカニズムと密接に関係していることがわかりました。
ではどのような対策を行っていけばよいのでしょうか?
次の章では憂鬱な気分を吹き飛ばす、対策をご紹介いたします。
梅雨こそ元気に!脱・憂鬱!

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梅雨時の憂鬱な気分を晴らすには次の4つが必要不可欠です。
本格的に梅雨入りする前に習慣づけを行ってみてはいかがでしょうか?
- 運動
- 食事
- 日光浴
- 規則正しい生活
運動をしよう
まず関節痛などを抑えるには運動が大切です。
運動により関節を適度に動かすことで、関節内圧を下げることができます。
また発汗することで、体内の余計な水分を外に出すことができるのです。
先ほどお伝えした「セロトニン」は、運動によっても増やすことができるので、まずは運動が適しているでしょう。
水分を欲する食べ物には要注意!

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塩分が強いもの、甘い物、アルコール類などは、食後に喉が渇き、水分を欲してしまいますよね。
しかし、水分を多量に摂取することで、むくみやすくなるだけでなく、体内の水分バランスが崩れる原因にもなってしまいます。
日光浴を
セロトニンを生成するために日光浴は欠かせません。
梅雨時の少ない晴れ間はぜひ、外に出て太陽の光をたっぷりと浴びましょう。
生活のリズムを整える
早寝早起きなど生活習慣を作ることで、自律神経を整えることができます。
なんとなく眠れなくて、ついつい夜遅くなりがち、という方はなるべく早く眠れるよう運動などをしてみましょう。
まとめ
梅雨時のなんだか嫌な雰囲気。
これは人間の本能に訴えかけるものでした。
今年の梅雨は、これらの対策をしっかりとって、快適な梅雨時を過ごしてみましょう。
特に運動は効果的です。
今、運動習慣がない、という方はウォーキングなどから運動を始めてみてはいかがでしょうか?
なるべく身体に負担をかけない、軽度な運動でも充分に効果は得られますよ。
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