「花粉症の季節は鼻水やくしゃみが止まらなくてとてもつらい」
春に向かってくると多くの方が頭を悩ませるスギ花粉。
今や国民病とも言われる花粉症。
悩まれている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな花粉症を、改善できるかもしれない方法についてご紹介いたします。

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
花粉症の原因とメカニズム
そもそも花粉症になる原因とは何なのでしょうか?
花粉症はスギなど植物の花粉が、鼻や目に入ることでアレルギー反応を引き起こす病気のこと。
特に、直近20年は患者数が増えており、国民病ともいわれるほどなのです。
花粉症の原因となる植物はスギ(2〜5月)、ヒノキ(4〜5月)、イネ(5〜8月)、ヨモギ(8〜10月)など様々あります。
しかし、この中で最も患者数が多いのは、2月から5月に花粉が飛散するスギなのです。
スギは戦後、全国的に大規模な植林が行われました。
現在では樹齢が30年以上のものが多く、結果的にスギの数は変わっていないのに飛散する花粉の量は年々増え続けているそうです。
昔に比べると花粉症の人が増えた、と感じるのは当然のことなんですね。
そんな花粉症にかかってしまうと、くしゃみ、鼻水、鼻づまりと言った鼻の症状だけではなく、目のかゆみ、充血と言った目の症状も起こります。
さらに人によっては喉が痛くなったり、痒くなったり、あるいは咳が出たり、皮膚にかゆみを感じたり、蕁麻疹、発熱などを起こす場合もあります。
つらい花粉症を患ってしまうと、まずは病院に行く人が多いでしょう。
病院に行くと内服薬などによる治療を主として行います。
花粉が飛散する時期より1〜2週間早く訪れることで、花粉症の症状を軽減することができるそうです。
処方される薬は、抗ヒスタミン薬、点鼻薬、ステロイド薬などを症状に応じたものが主流。
それでも改善が見られない場合は手術。
手術は焼灼術やレーザー治療などがメイン。
こちらは比較的簡単な治療で、入院の必要はなく、外来で行うこともあるそう。
それでも改善できないしつこい花粉症は、減感作療法という免疫療法を行います。
花粉のエキスを皮下注射し、週1〜2回、長ければ3年間続ける治療です。
治療効果の有効率は7割以上とも言われており、花粉症を根治したい人が多く受ける治療です。
年々増え続ける花粉症患者。
皆さんはどんな症状が辛いのでしょうか?
辛い花粉症の症状ランキング

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
苦しい花粉症ですが、どのような症状で苦しんでいるのでしょうか。
アサヒホールディングスが運営する、ハピ研によると
1位 鼻水・鼻づまりがひどい(81.9%)
2位 目のかゆみ・充血する(78.7%)
3位 くしゃみが止まらない(62.3%)
と大多数の人が、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ・充血で苦しんでいるということがわかりました。
「鼻水が止まらないので鼻をかんでばかりで鼻がカサカサに」
「自分の鼻なのにコントロールがきかずにイライラ」
「目玉を取り出して洗いたい」
といった声が多数。
いずれの症状も花粉との接触機会の高い「目」「鼻」「口」 を中心に、ひどい症状が出ているということがわかります。
鼻水やくしゃみが止まらないと仕事や家事に集中できず、注意力低下からミスが多くなることで思わぬ損失を被ることも考えられます。
花粉症だな、という方は、一度専門医を受診してみるのが良さそうです。
花粉症対策は生活習慣の改善から

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
そんな花粉症ですが、普段の生活で対策できる可能性もあります。
生活習慣を見直すだけで花粉症の症状が改善するのであれば、ぜひ試したいところですよね。
花粉症の対策として有効とされているのは、次の4つです。
1.規則正しい生活
2.清潔な室内
3.外出・帰宅時、洗濯物への対策
4.食べるものにも気を使う
花粉症の原因はいくつもありますが、その原因の一つは精神的ストレスや過労、睡眠不足など。
これらの原因によって免疫力が低下し、症状が悪化することもあるのです。
花粉症が辛いという方は夜更かしや飲酒、喫煙などを控え、規則正しい生活を心がけましょう。
また、適度な運動も体調管理には重要なポイントのようです。
さらに、住環境はフローリングが望ましいそう。
カーペットや畳などの場合は、空気清浄機を使うなど、室内の空気をきれいに保つことが必要なようです。
花粉が飛散する時期は、なるべく家に花粉を持ち込みたくないですよね。
だからこそ、花粉がよく飛散する時期には、なるべく窓を開けない方が良いでしょう。
また、洗濯物もなるべくなら外で干さず、部屋干しが良いとされています。
部屋干しすることで、衣服に花粉がつかないため、それだけで花粉症の症状が幾分軽くなることが考えられます。
どうしても外に干さなければならない、という場合はしっかりと花粉を落としてから取り込むようにしましょう。
これらの基本的な対策と並んで最近注目されているのが、体の中から花粉症を予防するということ。
LFKやLGGといったある種の乳酸菌の中には、腸の免疫細胞に働きかけ、アレルギーを抑え込む作用があるとされています。
こうした効果から、乳酸菌を多く含むヨーグルトが花粉症に良いとされているのです。
花粉症が辛いという方はヨーグルトを試してみてはいかがでしょうか?
花粉症は一度かかると治りにくい病気。症状の軽い重いは人によって様々です。
もし花粉症が発症した場合、専門の医院へ通院し、自分の症状や体質など、しっかりと相談しながら治療していくことが、根治への近道と言えそうです。
<こちらの記事もおすすめ>
花粉症対策の必需品「マスク」 本当に正しく装着できている?