「なんだか一人で寂しい」
一人暮らしの毎日。
全く声を出さない日がある、という経験をされている方は多いかもしれません。
人とあまり会わなかったり、コミュニケーションを取らなかったり。
寂しく孤独な時に話しかけてくれるものがあれば、ちょっと嬉しいと思いませんか?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
今、喋る家電が増えている
最近の電化製品の傾向として音声で案内するものが増えてきています。
例えばオーブンレンジ、エアコン、冷蔵庫、空気清浄機、ロボット掃除機、給湯器、ホームスピーカーなど、家電がしゃべる時代なのです。
しゃべる家電等は音声で案内してくれるためわかりやすい反面、少しだけ困ったことが起こっているんだとか。
それは
「喋る家電が増えすぎて、どの家電が喋っているのかわからない!」
ということ。
ちょっと笑えるエピソードですよね。
家電がしゃべり、便利になった反面、名乗ってから喋るわけではないので、どの家電が喋っているのか、わからない、というのです。
そのくらい家電がしゃべり方をしてくれるようになってきています。
ロボット家電COCOROBO
シャープのロボット家電「COCOROBO(ココロボ)」は、話しかけることで動き始める掃除機です。
ココロエンジンが搭載されており、ココロボ自身の状況(充電量、ダストボックスの状態)や、部屋の状況などによって気分が変化。
言葉や光、ダンスを組み合わせたリアクションをする人工知能が「ココロエンジン」です。
運転中に「おはよう!今日はゴミゼロの日やで!お掃除はまかせてー!」と話したり、「おうちにきて1年経ったよ」と話すなど、本当にコミュニケーションが取れているかのように話してくれます。
現在販売されているココロボは、さらに賢く・可愛く進化しています。
「聞いて」ボタンが搭載され、本体だけでできる音声カスタマイズなど、便利な機能が追加されているのです。
音声認識エンジンにより、ココロボとの会話を楽しむことができます。
朝、「おはよう」と声をかけると「おはよう」と返事を返してくれるんです。
さらに、関西弁に変更することも可能。
なんだか、本当に人間みたいですよね。
外出などでココロボの言葉をすべて聞けない場合も当然あります。
そんな時は「聞いてボタン」を押してみましょう。
「前回は20分以上お掃除したよ!」「くるしいよー。ゴミを捨ててね」など、話してくれるのです。
別売りのSDカードメモリーを本体にセットすることで、ココロボの音声を差し替えられます。
例えば、お孫さんの声をココロボに吹き込んでおくことで、ココロボからお孫さんの声が。
いつでもお孫さんの声が聞けるとあって、人気の機能です。
このほか、さまざまなおしゃべりをしながら掃除してくれるココロボ。
少し手間のかかるペットと過ごしているかのようなコミュニケーションが得られると、シニア世代から圧倒的人気を集めているのです。
シャープの喋る家電
ココロボを販売するシャープからは、たくさんの喋る家電が登場しています。
これらの家電は「COCORO+(ココロプラス)」と名付けられ、現在では5種類販売されています。
その中で、生活で一番使うのはテレビ。
AQUOSと組み合わせることで活躍してくれるプレーヤーが、ネットプレイヤー「AN-NP40」。
液晶テレビ『AQUOS』に接続して楽しむ『AQUOSココロビジョンプレーヤー』<AN-NP40>を発売します。 https://t.co/0tW8qPJU4P pic.twitter.com/adv00sSEvN
— シャープ株式会社 広報担当 (@SHARP_Press) 2016年4月21日
付属のリモコンひとつで簡単操作が可能で、リモコンのマイクに話しかけるだけで操作することができます。
例えば「先週のサッカーの試合は?」と話しかけると、先週のサッカーのネット放送をテレビに映してくれたり、ととても賢いのです。
人工知能が搭載されているので、話しかけてテレビを見る度に賢くなっていきます。
そのうち、見たい番組、好みの番組をプレーヤー自体が探してくれるようになるのです。
どんどん賢くなる家電。
話しかけてくれる嬉しさはきっと手放せなくなるはずです。
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