アマ二オイル(亜麻仁油)、グレープオイルなど、健康に良いオイルがブーム!生活に取り入れてみては?

最近は在宅の時間が増え、自炊する回数が多くなった家庭も多いのではないでしょうか? 
身体が心配な今だからこそ、健康にいい料理を作ろうと心がけてみてはどうでしょうか。
最近は身体に良い「オイル」が人気を集めています。普段の料理に使う油を変えるだけで良いので、生活に気軽に取り入れることができます。

オイルはなぜ健康に良いのでしょうか?今回はオイルについてご紹介いたします。

料理に使われるオイルの種類は多様!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

皆さんの家庭にはどんな種類のオイルがありますか? 
サラダ油、ごま油(セサミオイル)、オリーブオイルあたりはある、という家庭も多いでしょう。

以前は油と聞くと「太る」や「健康に悪影響を及ぼす」といったイメージがあったかと思います。
しかし最近は、ココナッツオイルなどに代表されるように、美容オイルブームが訪れています。
オイルブームが訪れた結果、多様なオイルが販売されてることとなり、何を選べば良いのかわからない、なんてことも。

まずは手に入りやすい、代表的なオイルについて見ていきましょう。

上記を見てみると、ごま油くらいまでは実際に売っているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか? 
スーパーなどでも多様なオイルが販売されていますよね。
ぜひオイルの違いを知った上でスーパーのオイルコーナーを見てみましょう。きっと新しい発見があるはずです。

サラダ油は代表的な油じゃない?

家庭でよく使用されるサラダ油はどのような油かご存じですか?

サラダ油の特徴は低温下でも長時間結晶化しないというものがあります。寒い場所に置いておいても、いつまでも液体の状態を保っていますよね。
豚の脂であるラードなどは寒い場所に置いておくと固まっているもの。チューブなどで販売されているのもこの辺りの性質が関係しているでしょう。
一方サラダ油は寒い環境であってもサラサラとした状態を保っています。
これは元々そのように精製されており、ドレッシングやマヨネーズのような製品の原料に最適な油を目指したため。だからこそ、味やニオイにクセがないのです。

またサラダ油は「サラダ」が原料ではありません。ごまや菜種、とうもろこしなどさまざまな油をブレンドして製造しています。

サラダ油の歴史

サラダ油は日本のオリジナルの油。1924(大正13)年に日清オイリオが「日清サラダ油」を発売したことが始まりです。
当時、欧米ではドレッシングで生野菜を食べていましたが、日本ではまだそうした習慣がなかったので、生野菜に合う油を開発・販売した、というのが誕生の経緯だそうです。
生野菜だけでなく、お菓子(煎餅やスナック)などにも「サラダ」の名称がつけられる(サラダ味など)ことがありますよね。これは生野菜味という意味ではなく、「サラダ油」を意味していることが多いそうです。サラダ油を塗り、塩味をつけていることから、当時高級だったサラダ油の「サラダ」という名称を使用しているそうです。

現在ではサラダ油は日本農林規格(JAS)によって正式に定義づけられています。
原料は菜種、綿実、大豆、ごま、ひまわり、とうもろこし、紅花、米、落花生などを使用し、2種類以上の原料を混ぜると「調合サラダ油」と呼ばれ、「サラダ油」とは呼ばれません。

二つ目は性質で、低温でも濁ったり、固まったりしないことがサラダ油の絶対条件。バターやラードなどは低温だと固まる油です。
しかしサラダ油は常にとろとろ、サラサラととしています。サラダ油を名乗るためには、低温でも固まってはいけないのです。

とはいえ、サラダ油は製造過程で固まる(結晶化)するそうです。長時間冷やし、結晶化したものを取り除くことで、私たちがよく目にするサラダ油を完成させています。
これだけ聞くと、すごい努力の末に出来上がったもの、ということがわかりますよね。

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