この季節になると、寒さと共に乾燥が気になりますね。
今年は特にウイルスを予防するために室内を乾燥させないことを気にしている人が多いと思いのではないでしょうか。
加湿器にはさまざまなタイプがあり、それぞれ一長一短。
どのような加湿器を選べば良いのか、迷ってしまいますよね。
加湿器にはどのようなタイプがあり、どのような用途に向いているのか。
自分自身の環境にあったものを選びましょう。
部屋を乾燥させることが良くない理由は?

部屋を乾燥させるとよくない理由は?
湿度が低い、乾燥状態になってしまうと身体にはどのような影響があるのでしょうか?
人に与える影響の代表といえばインフルエンザや風邪を引きやすくなることでしょう。
今年は特に新型コロナウイルス感染症を気にしている方も多いはず。
空気が乾燥すると口や鼻の粘膜が乾燥し、風邪などの感染に対するバリア機能が低下するため、インフルエンザや風邪などに罹患する確率が高くなってしまうと言われています。
冬場にインフルエンザが流行する理由のひとつは乾燥。
もちろん、寒く、乾燥することでインフルエンザウイルスが増殖しやすい時期というのはありますが、空気が乾燥することで人の防御力が低下することも原因なのです。
さらに空気が乾燥すると、身体から発散する水分量が増えてしまうので、暖房をつけていても体感温度は低くなります。
なかなか暖かさを感じにくい理由は、乾燥にもあるのです。
美容面では湿度不足になると、髪や肌が乾燥してしまいます。
健康的な髪の水分量は11パーセントから13パーセント。
しかし、空気が乾燥すると表面積が大きい髪の毛はすぐに水分を発散してしまうため、乾燥してパサつき、広がりやすくなります。
冬場なんとなく髪がパサつくと感じる方は乾燥が原因でしょう。
肌については水分量が10パーセント以下になると乾燥肌状態。
乾燥肌状態になると、肌荒れやかゆみ、皮膚炎などの原因になるので、男性であっても化粧水などを風呂上がりに使いましょう。
こうした状況を避けるためには適正湿度に室内を保つことが重要です。
一般的に40パーセントから60パーセントが適正湿度といわれているので、この範囲になるよう、湿度をコントロールしましょう。
最近では空気清浄機に加湿機能がついているものもあるので、ぜひご活用を。
湿度が40パーセントを切ると、静電気が発生しやすくなり、特に髪の毛は切れ毛や枝毛を引き起こし、頭皮が汚れやすくなってしまいます。
もちろん、低湿度状態では風邪も引きやすくなってしまうので、ぜひ加湿器を活用しましょう。
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